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2009.10.20
[イベントレポート]
コンペティション部門『激情』:10/18(日)TIFF movie cafe記者会見

10/18(日)、六本木ヒルズ内TIFF movie cafeにて、コンペティション作品『激情』の記者会見が開かれ、監督/脚本を担当したセバスチャン・コルデロさんと、エグゼクティブプロデューサーのグアダルペ・パラグアーさんが出席しました。


『激情』は殺人を犯し屋根裏部屋に身を隠す男と、ガールフレンドの家政婦との“遠距離”恋愛を描いた作品。

前作のオリジナル脚本がサンダンス映画祭で評価されたコルデロ監督ですが、今回は「原作にひかれて」脚本化。
原作ものの脚本化に際して、「タイトルで死に方がわかるのは嫌だった」そうで、いくつか設定を変更したとのこと。

コルデロ監督は、主演俳優のグスタポ・サンチェス・パラさんについて、「(撮影前に)電話でしか(コミュニケーションを)とっていない。彼はまじめな俳優で、実体験を思い出しながら役作りをした。電話でしか話さないことで孤独になっていく。2時間しか寝ないことで疲労感を出し、目から生気を失わせた。」と語りました。


主人公がやせていく様に関して、「どのように準備をしたのか」という質問に対しては、「4ヶ月間準備をして、7週間で元に戻した。物語の終わりから撮影した。」と裏話を披露してくれました。

コロンビア、メキシコ、スペインでの公開が決定している本作。「日本でも公開を」との願望を口にして会場を後にしました。

グアダルペ・パラグアー エグゼクティブプロデューサー(左)とセバスチャン・コルデロ監督(右)


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