[解説]
日本のROCKの歴史はこの男で始まった――。野心に満ちた目で夢を語る若き日の矢沢と、今、60歳を迎える矢沢が先に見ているもの…。30年間の貴重な未公開映像の数々が、矢沢永吉の生き様を映し出す。
[あらすじ]
2007年100回目の武道館ライヴを控えた、ツアーリハーサル。緻密に構成を組みたてる矢沢永吉。細かい演出の数々が、本番でいかに観客を熱狂の渦に巻き込むかを丁寧に対比させながらストーリーは進む。「I LOVE YOU, OK」「Oh Yeah」「トラべリン・バス」など名曲のパフォーマンスの間に、この30年間の貴重な未公開映像の数々と、国内外で本音を吐露する矢沢永吉の語りがインサートされ、ライヴのなかに矢沢の人生が映し出される。70年代ビッグマウスを吐く姿。1985年LAでのレコーディング。99年の50歳バースディライヴでは感極まり絶句。伝説を経て、まもなく還暦を迎える矢沢永吉が、先に見ているものとは…。

