[解説]
女性警官殺害容疑で警官に射殺命令が…。事件に疑惑を抱いた同僚たちが、わずか一夜で、北海道警内部の陰謀に迫る。実際に起こった汚職事件をヒントに佐々木譲が書き下ろした「道警シリーズ」第1弾待望の映画化。
[あらすじ]
札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見される。その身元が北海道警察の水村朝美巡査だと判明。もと交際相手であった津久井巡査に容疑がかけられ、こともあろうか警察上層部は津久井の射殺を命令。かつて津久井と組んで任務にあたっていた所轄の警部補・佐伯は、この一連の動きに疑惑を抱き、同じ署の仲間たちを集めて秘密裡に捜査を開始する。津久井の射殺命令を解除させるには、翌朝までに道警本部の裏をかき、津久井の身柄を確保しなくてはならない。佐伯らは、警官としてのプライドをかけた一夜の攻防にのり出す。やがてあぶり出される、道警内の信じがたい陰謀。最後に“笑う”のは、いったい誰なのか…?

