[解説]
マレーシア新潮の中核、ホー・ユーハンの新作。23歳のタッチャイは女子高生インと交際しているが、両者の親が介入して事態は緊迫していく…。7月に急逝したヤスミン・アフマド監督の最後の出演作でもある。
[あらすじ]
現代のマレーシア。23歳のタッチャイは16歳に満たない女子学生インと付き合っているが、彼らの両親はこの許されない関係に気付いていない。タッチャイは、自分のことはさておき息子のためなら何でもしてくれる母親と暮らしている。インの両親がタッチャイを未成年者との性交渉のことで警察に通報しようとした時、タッチャイの母親は賠償金を払うことで示談にしたいと懇願する。事態はうやむやになり、インはタッチャイと許されぬ交際を続ける。タッチャイと母親の緊張感は頂点に達し、間もなく若者たちの人生に破滅が訪れる…。

