[解説]
トルコ南東部クルド地域で平和に暮らしていたアルトゥン一族は、長引く戦火によって首都イスタンブールに移住させられ、さらに難民となって遥かノルウェーの地に向かう。クルド人一家の受難と絆を描いた大スケールの大河ドラマ。
[あらすじ]
これは、故郷からの移住を余儀なくされ難民となり、故郷の反対に位置するイスタンブールへ、そしてさらに離れたノルウェーへと向かうクルド人のアルトゥン家の物語である。彼らにとって、故郷は地上の楽園であった。しかし25年にもおよぶ戦争がそこを破壊し、日常の生活を地獄に変えてしまう。アルトゥン家の息子が兵士として山岳地帯に赴くと、ゲリラとなった弟と出くわす。そして最後までその土地に残っていた家族たちは、国を去ることを余儀なくされ、強制的に大都市へと移住させられてしまう。

