[解説]
親を失った少女が恋と仕事の両立を目指しながら成長するさまを描く青春物語。1990年代初頭から北京オリンピックまでの現代中国史を背景に、近代化を謳歌する若い世代から見た中国の姿が新鮮に映る。新人女性監督初長編。
[あらすじ]
愛とその喪失、永遠に続くものなど何もないという事実と向き合う人々の物語。この世に永遠の愛は存在するのだろうか? 永遠の白などありえないように、それは存在しないものなのだろうか? 幼い頃に同じ疑問に直面した3人の子供たちは、2003年のSARSの蔓延などすでに多くの過酷な経験をしていた。そして似ていながらも感情的には異なる彼らは、それぞれの人生のなかで疑問に対する答えを見出していく。

