2010.01.08[更新/お知らせ]
福岡アジア文化賞20周年記念事業、アジア監督作品上映会&市民フォーラム開催!ゲストに侯孝賢監督、アン・ホイ監督が決定!
上映会では、
侯孝賢監督『珈琲時光』、
第22回・23回TIFFでも上映されたアン・ホイ監督『生きていく日々』が上映されます。
フォーラムでは、
福岡アジア文化賞20周年記念事業『アジア映画監督フォーラム スクリーンを通してみたNIPPON』と題し、これまでの福岡アジア文化賞を受賞した侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督とアン・ホイ監督がこれまで見てきた日本映画について語ります。
さらにゲストとして映画評論家の宇田川幸洋氏が登壇、司会を東京国際映画祭「アジアの風」部門プログラミング・ディレクター石坂健治がつとめます。
開催日:2010年1月27日(水)
上映会:『珈琲時光』(侯孝賢監督作品)
14:25 - 16:10(105分)
上映会:『生きていく日々』(アン・ホイ監督、第22回・23回東京国際映画祭「アジアの風」部門上映、第22回TIFF「アジアの風」部門スペシャル・メンション作品)
16:30 - 18:00(90分)
市民フォーラム:『スクリーンを通してみたNIPPON』
18:30 - 20:30(120分)
ゲスト:侯孝賢監督、アン・ホイ監督
ゲスト:宇田川幸洋(映画評論家)
司会:石坂健治(東京国際映画祭「アジアの風」部門プログラミング・ディレクター)
会場:IMSホール(定員400名) 福岡市中央区天神1-7-11 9F
入場料:無料 要・事前申込み
申込み方法等、詳しくは福岡アジア文化賞ホームページにてご確認ください。
古くから日本への文化の受け入れ窓口として、アジア諸地域との交流において重要な役割を担ってきた福岡市。
そんな福岡の個性を踏まえて、アジア地域の優れた文化の振興と相互理解及び平和に貢献するため、1990年に市、学界、民間が一体となって創設されたのが福岡アジア文化賞です。
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2009.12.28[更新/お知らせ]
アンケートに答えて、豪華サイン入りプログラムをもらおう!
コンペティション部門『イースタン・プレイ』が、東京 サクラ グランプリ、最優秀監督賞、最優秀男優賞の三冠に輝き閉幕した第22回東京国際映画祭。
その、各賞受賞者から公式プログラムにサインをいただきました!
その貴重な公式プログラムをアンケートにお答えいただいた皆さまの中から、抽選で5名様にプレゼント!
賞品(アンケートにお答えいただいた皆さまの中から、抽選でプレゼントいたします!)
A賞:受賞者サイン入りプログラム(5名様)
B賞:リサイクル原料100%使用トートバッグ(5名様)
※どちらかご希望の賞品をお選びいただけます。
ご応募の受付を終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
※ひとつのメールアドレスにつき一回のご応募とさせていただきます。
※ご応募いただいたお客様の個人情報(住所・氏名・お申し込み内容等)は厳重に管理し、抽選および賞品の発送に利用します。
サインをいただいた、受賞者の皆さま
「コンペティション」部門
☆☆☆東京 サクラ グランプリ、最優秀監督賞、最優秀男優賞受賞
『イースタン・プレイ』
カメン・カレフ監督
ステファン・ピリョフ プロデューサー
☆最優秀女優賞受賞
『エイト・タイムズ・アップ』
ジュリー・ガイエさん
☆審査員特別賞受賞
『激情』
セバスチャン・コルデロ監督
マルチナ・ガルシアさん(女優)
☆観客賞受賞
『少年トロツキー』
ジェイコブ・ティアニー監督
ケヴィン・ティアニー プロデューサー
☆「アジアの風」部門 最優秀アジア映画賞受賞
『旅人』
ウニー・ルコント監督
☆「日本映画・ある視点」部門作品賞受賞
『ライブテープ』
松江哲明監督
2009.12.25[更新/お知らせ]
第22回TIFF「日本映画・ある視点」部門作品賞受賞作品『ライブテープ』12月26日(土)より公開!
全会一致での作品賞授賞となった作品をこの機会に是非ご覧ください!
「映画」と「音楽」が演出する、奇跡の74分間。
『ライブテープ』
『ライブテープ』公式サイト
第22回TIFF『ライブテープ』関連レポート
・【動画】オープニングイベント:グリーンカーペット
・【動画】クロージング・セレモニー
・【動画】舞台挨拶:10/19(月)
・Q&A:10/22(木)
・受賞直後の喜びの声!受賞者記者会見:10/25(日)
※【動画】配信は2009年12月28日(月)16時をもって終了いたします。
2009.12.24[更新/お知らせ]
第23回東京国際映画祭 開催日決定!!
2009.12.15[更新/お知らせ]
映画祭ニュースレポートまとめページ
見逃していたニュース、気になった作品の関連ニュースを探してみてください!
※【動画】レポートの配信は、2009年12月28日(月)16時にて終了とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
●オープニング・イベント/クロージング・セレモニー
●記者会見
●コンペティション部門
●特別招待作品
●アジアの風部門
●日本映画・ある視点部門
●WORLD CINEMA部門
●natural TIFF部門
●企画・イベント関連レポート
●オープニング・イベント/クロージング・セレモニー
・【動画】オープニングイベント:グリーンカーペット
・【動画】グリーンカーペット・ハイライト
・豪華スターが続々と登場!グリーンカーペット
・華人明星百花繚乱! ~グリーンカーペットの中国語圏スターたち~
・グリーンカーペット・フォトレポート(その1)
・グリーンカーペット・フォトレポート(その2)
・グリーンカーペット・フォトレポート(その3)
・グリーンカーペット・フォトレポート(その4)
・グリーンカーペット・フォトレポート(その5)
・グリーンカーペット・フォトレポート(その6)
・グリーンカーペット・フォトレポート(その7)
・グリーンカーペット・フォトレポート(その8)
・オープニングセレモニー・フォトレポート
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『アバター』サム・ワーシントン&シガーニー・ウィーバー
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『僕の初恋をキミに捧ぐ』井上真央、岡田将生
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『笑う警官』松雪泰子、野村祐人、伊藤明賢
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『天使の恋』佐々木 希、谷原章介
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『大洗にも星はふるなり』山田孝之、戸田恵梨香
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『サイドウェイズ』鈴木京香、菊池凛子
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『曲がれ!スプーン』長澤まさみ
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『ゼロの焦点』中谷美紀、広末涼子、木村多江
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『わたし出すわ』 小雪、黒谷友香
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『風が強く吹いている』 小出恵介、林遣都、斉藤慶太、斉藤祥太
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『オーシャンズ』 ジャック・ペラン監督、ジャック・クルーゾー監督、宮沢りえ、平原綾香
・【動画】クロージング・セレモニー
・クロージングセレモニー テキストレポート
●記者会見
・【動画】コンペティション国際審査委員記者会見:10/19(月)
・イニャリトゥ監督ら審査に対するそれぞれの思いを語る コンペティション国際審査委員公式記者会見:10/19日(月)
・【動画】東京 サクラ グランプリほか各賞受賞者記者会見:10/25(日)
・今後の映画祭へ向けて熱い提言 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ国際審査委員長会見:10/25(日)
・「トロフィーのために新しいカバンを買わないと」 東京 サクラ グランプリ受賞者記者会見:10/25(日)
・受賞直後の喜びの声!受賞者記者会見:10/25(日)
●コンペティション部門:
『ACACIA』
・【動画】舞台挨拶、公開記者会見:10/22(木)
・【動画】辻 仁成監督スペシャルインタビュー
・監督でも作家でもない「辻 仁成」が魅せたライブステージ!!:10/22(木)
『ダークハウス/暗い家』
・【動画】Q&A、公開記者会見:10/19(日)
・公開記者会見:10/19(月)
『イースタン・プレイ』☆☆☆東京 サクラ グランプリ、最優秀監督賞、最優秀男優賞受賞
・【動画】公開記者会見:10/22(木)
・親友だった亡き主演男優に捧ぐ! 公開記者会見:10/22(木)
・【動画】東京 サクラ グランプリほか各賞受賞者記者会見:10/25(日)
・「トロフィーのために新しいカバンを買わないと」 東京 サクラ グランプリ受賞者記者会見:10/25(日)
・東京 サクラ グランプリ受賞作品上映舞台挨拶:10/25(日)
『エイト・タイムズ・アップ』☆最優秀女優賞受賞
・【動画】Q&A、公開記者会見:10/21(水)
・公開記者会見:10/21(水)
・受賞直後の喜びの声!受賞者記者会見:10/25(日)
『永遠の天』
・【動画】公開記者会見:10/19(月)
・【動画】Q&A:10/24(土)
・コンペティションも盛り上がっています!Q&A:10/19(月)
・永遠の愛は絶対にある!公開記者会見:10/19(月)
・【動画】リー・ファンファン監督、リウ・ドンスペシャルインタビュー
『マニラ・スカイ』
・【動画】公開記者会見:10/20(火)
・感極まって涙も!公開記者会見、Q&A:10/20(火)
『激情』☆審査員特別賞受賞
・【動画】公開記者会見:10/18(日)
・公開記者会見:10/18(日)
・受賞直後の喜びの声!受賞者記者会見:10/25(日)
・セバスチャン・コルデロ監督からのメッセージ
『ロード、ムービー』
・【動画】公開記者会見:10/22(木)
・東京に来るのは運命だった!? 公開記者会見:10/22(木)
『台北に舞う雪』
・【動画】舞台挨拶、公開記者会見:10/18(日)
・監督、キャスト勢揃い! 公開記者会見:10/18(日)
『ボリビア南方の地区にて』
・【動画】公開記者会見:10/18(日)
『NYスタテンアイランド物語』
・【動画】公開記者会見:10/23(金)
・インスピレーションは日本映画からも 公開記者会見:10/23(金)
・自伝的な要素が反映された作品 Q&A:10/21(水)
・ジェームズ・デモナコ監督からのメッセージ
『ストーリーズ』
・【動画】公開記者会見:10/21(水)
・最優秀女優賞候補が登場! Q&A、公開記者会見:10/21(水)
『テン・ウィンターズ』
・【動画】公開記者会見:10/22(木)
『少年トロツキー』☆観客賞受賞
・【動画】公開記者会見:10/23(金)
・満員の客席からは大歓声が! Q&A、公開記者会見:10/23(金)
・観客賞は『少年トロツキー』に!!!
・【動画】観客賞『少年トロツキー』授賞式!監督がはっぴを着て喜びのコメント:10/24(土)
・受賞直後の喜びの声!受賞者記者会見:10/25(日)
●特別招待作品:
『オーシャンズ』
・【動画】舞台挨拶:10/17(土)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】ジャック・ペラン監督、ジャック・クルーゾー監督、宮沢りえ、平原綾香
『アバター・スペシャル・プレゼンテーション』
・【動画・グリーンカーペットハイライト】サム・ワーシントン&シガーニー・ウィーバー
『よなよなペンギン』
・【動画】舞台挨拶:10/19(月)
・爆笑問題の太田光さん絶口調!舞台挨拶:10/19(月)
『天使の恋』
・【動画】舞台挨拶:10/19(月)
・まるで花が開く瞬間!舞台挨拶:10/19(月)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】佐々木 希、谷原章介
『大洗にも星はふるなり』
・突然の祝福に山田孝之さんもビックリ!舞台挨拶:10/20(火)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】山田孝之、戸田恵梨香
『曲がれ!スプーン』
・【動画】公開記者会見、舞台挨拶:10/20(火)
・200人でスプーンを曲げた!!公開記者会見:10/20(火)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『曲がれ!スプーン』長澤まさみ
『風が強く吹いている』
・【動画】舞台挨拶:10/20(火)
・【動画】大森寿美男監督、川村陽介、ダンテ・カーヴァースペシャルインタビュー
・駅伝は日本人のソウルが生み出した競技! 舞台挨拶:10/20(火)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『風が強く吹いている』 小出恵介、林遣都、斉藤慶太、斉藤祥太
『わたし出すわ』
・【動画】舞台挨拶:10/21(水)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『わたし出すわ』 小雪、黒谷友香
『E.YAZAWA ROCK』
・【動画】舞台挨拶:10/21(水)
『僕の初恋をキミに捧ぐ』
・【動画】舞台挨拶:10/21(水)
・井上真央、岡田将生登場! 舞台挨拶:10/21(水)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『僕の初恋をキミに捧ぐ』井上真央、岡田将生
『ゼロの焦点』
・【動画】完成披露イベント:10/22(木)
・【動画】舞台挨拶:10/22(木)
・中谷美紀「広末さんにどこまでもついてきます!」 完成披露イベント:10/22(木)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『ゼロの焦点』中谷美紀、広末涼子、木村多江
『サイドウェイズ』
・【動画】舞台挨拶:10/22(木)
・【動画】小日向文世、菊地凛子スペシャルインタビュー
・舞台挨拶で起こったサプライズ! 舞台挨拶:10/22(木)
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『サイドウェイズ』鈴木京香、菊池凛子
『笑う警官』
・【動画】舞台挨拶:10/22(木)
・角川春樹監督の印象は「恐怖」!? 記者会見
・【動画・グリーンカーペットハイライト】『笑う警官』松雪泰子、野村祐人、伊藤明賢
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2009.12.15[更新/お知らせ]
第22回TIFF【動画】配信は、2009年12月28日(月)16時まで。
↑こちらの動画を含めた、動画レポート、“TIFF Daily News”などの特別番組、各作品の予告編動画の配信は、2009年12月28日(月)16時にて終了とさせていただきます。
オープニングイベントの華やかなゲスト、あの監督のインタビューなど貴重な動画をお見逃しなく!
(下記の緑太字部分をクリックすると、動画レポートへ移動します。)
■オープニング・イベント/クロージング・セレモニー
■記者会見
■コンペティション部門
■特別招待作品
■アジアの風部門
■日本映画・ある視点部門
■WORLD CINEMA部門
■natural TIFF部門
■企画・イベント関連
■TIFF Daily News
■プログラミングディレクター矢田部のコンペティションガイド
動画レポート:
■オープニング・イベント/クロージング・セレモニー
・オープニングイベント:グリーンカーペット
・グリーンカーペット・ハイライト
・クロージング・セレモニー
■記者会見
・コンペティション国際審査委員記者会見
・東京 サクラ グランプリほか各賞受賞者記者会見
■コンペティション部門関連動画
・『ACACIA』舞台挨拶、公開記者会見
・『ACACIA』辻 仁成監督スペシャルインタビュー
・『ダークハウス/暗い家』Q&A、公開記者会見
・『イースタン・プレイ』Q&A
・『イースタン・プレイ』公開記者会見
・『エイト・タイムズ・アップ』Q&A、公開記者会見
・『永遠の天』公開記者会見
・『永遠の天』Q&A
・『マニラ・スカイ』公開記者会見
・『見まちがう人たち』Q&A
・『ロード、ムービー』公開記者会見
・『台北に舞う雪』舞台挨拶、公開記者会見
・『ボリビア南方の地区にて』公開記者会見
・『NYスタテンアイランド物語』公開記者会見
・『ストーリーズ』公開記者会見
・『テン・ウィンターズ』公開記者会見
・『少年トロツキー』観客賞授賞式
・『少年トロツキー』公開記者会見
■特別招待作品関連動画
・『オーシャンズ』舞台挨拶
・『オーシャンズ』【グリーンカーペットハイライト】ジャック・ペラン監督、ジャック・クルーゾー監督、宮沢りえ、平原綾香
・『アバター』【グリーンカーペットハイライト】サム・ワーシントン&シガーニー・ウィーバー
・『よなよなペンギン』舞台挨拶
・『天使の恋』舞台挨拶
・『天使の恋』【グリーンカーペットハイライト】佐々木 希、谷原章介
・『大洗にも星はふるなり』【グリーンカーペットハイライト】山田孝之、戸田恵梨香
・『曲がれ!スプーン』公開記者会見&舞台挨拶
・『曲がれ!スプーン』【グリーンカーペットハイライト】長澤まさみ
・『風が強く吹いている』舞台挨拶
・『風が強く吹いている』大森寿美男監督、川村陽介、ダンテ・カーヴァースペシャルインタビュー
・『風が強く吹いている』【グリーンカーペットハイライト】小出恵介、林遣都、斉藤慶太、斉藤祥太
・『わたし出すわ』舞台挨拶
・『わたし出すわ』【グリーンカーペットハイライト】小雪、黒谷友香
・『E.YAZAWA ROCK』舞台挨拶
・『僕の初恋をキミに捧ぐ』舞台挨拶
・『僕の初恋をキミに捧ぐ』【グリーンカーペットハイライト】井上真央、岡田将生
・『ゼロの焦点』完成披露イベント
・『ゼロの焦点』舞台挨拶
・『ゼロの焦点』【グリーンカーペットハイライト】中谷美紀、広末涼子、木村多江
・『サイドウェイズ』舞台挨拶
・『サイドウェイズ』小日向文世、菊地凛子スペシャルインタビュー
・『サイドウェイズ』【グリーンカーペットハイライト】鈴木京香、菊池凛子
・『笑う警官』舞台挨拶
・『笑う警官』【グリーンカーペットハイライト】松雪泰子、野村祐人、伊藤明賢
■アジアの風部門関連動画
・『キングコングを持ち上げる』Q&A
・『ヤンヤン』Q&A
・『青い館』Q&A
■日本映画・ある視点部門関連動画
・『君と歩こう』舞台挨拶
・『ジャングルハウス3ガス 林家三平』舞台挨拶
・『つむじ風食堂の夜』舞台挨拶
・『TOCHKA』舞台挨拶
・『真幸くあらば』舞台挨拶
・『ライブテープ』舞台挨拶
■WORLD CINEMA部門関連動画
・『バーリア』Q&A
・『タンゴ・シンガー』Q&A
・『タンゴ・シンガー』スペシャルインタビュー
・『バトル・イン・ヘブン』Q&A
■natural TIFF部門関連動画
・『石油プラットフォーム』Q&A
■企画・イベント関連動画
・MARC JACOBS × TIFF night
・TIFFCOM2009
・J-WAVE SPECIAL 「TIFF Earth Conference supported by TOYOTA」
■TIFF Daily News (盛り沢山な映画祭の1日をギュっと凝縮してお届けする《TIFF Daily News》)
・TIFF Daily News 1
・TIFF Daily News 2
・TIFF Daily News 3
・TIFF Daily News 4
・TIFF Daily News 5
・TIFF Daily News 6
・TIFF Daily News 7
・TIFF Daily News 8
・TIFF Daily News 9
・TIFF Daily News 10
・TIFF Daily News 11
・TIFF Daily News 12
・TIFF Daily News 13
・TIFF Daily News 14
・TIFF Daily News 15
・TIFF Daily News 16
■プログラミングディレクター矢田部のコンペティションガイド
・『ACACIA』
・『ダーク・ハウス/暗い家』
・『イースタン・プレイ』
・『エイト・タイムズ・アップ』
・『永遠の天』
・『マニラ・スカイ』
・『見まちがう人たち』
・『激情』
・『ロード、ムービー』
・『台北に舞う雪』
・『ボリビア南方の地区にて』
・『NYスタテンアイランド物語』
・『ストーリーズ』
・『テン・ウィンターズ』
・『少年トロツキー』
2009.12.11[更新/お知らせ]
第22回東京国際映画祭 審査員総評
「TOYOTA Earth Grand Prix」、「アジアの風」部門、「日本映画・ある視点」部門の各賞審査員を務めた皆さまから、各部門の総評をいただきました。
是非、ご一読ください。
・「TOYOTA Earth Grand Prix」総評
・「アジアの風」総評:「アジアの風」部門 審査委員長 上野昂志
・「日本映画・ある視点」部門:「日本映画・ある視点」部門 審査委員長 関口裕子
※クリックすると各総評がご覧いただけます。
第22回東京国際映画祭 受賞結果
東京国際映画祭の上映部門の中で、地球環境保護や自然と人間の共生を掲げてスタートした「natural TIFF」部門には、2年目の今年も世界の各国と地域から見応えのあるドラマとドキュメンタリー作品が揃いました。このテーマにそって製作された他部門の作品をも対象として、慎重に検討を行なった結果、審査委員3人の総意として、『WOLF 狼』(ニコラ・ヴァニエ監督/フランス)に「TOYOTA Earth Grad Prix」の授賞が決まりました。厳しいシベリアの山中で暮らし、将来は一族の長となることを約束されている少年が、天敵でもある狼と戦う毎日を過ごすうちに傷ついた狼の母子と出会い、人間と変らぬ親子の情を目にして心動かし、一族の掟を破って狼を守る、という物語です。演出、演技、そしてカメラワーク、すべてが一体となって観る人に迫ってくる、力に満ちた映画で、まさに「大自然との共生」を感動的に描いており、この賞の趣旨にふさわしい出来栄えでした。受賞の知らせを受けたヴァニエ監督は、大変に喜んで授賞式用にビデオメッセージを寄せてくれましたが、来日はなりませんでした。後日談になりますが、本人はガソリンをまき散らして地球を汚している飛行機には乗らない、との信念の人であるようです。
他にも、中米ニカラグアの海の民の伝説を基にした寓話劇『人魚と潜水夫』(メルセデス・モンカーダ・ロドリゲス監督/メキシコ=スペイン)も、忘れがたい魅力ある作品であったことを付け加えておきます。
「アジアの風」は、今回もまた、北東アジアから中東までをも含む広大な地域から、バラエティに富む作品群が集まった。作り手のキャリアも、新人からベテランまで、作品傾向も、実験的なものからエンタテインメントまでと多様であった。
それら20作品の中から、「最優秀アジア映画賞」に選ばれたのは、ウニー・ルコント監督の『旅人』(韓国=フランス)である。
本作は、監督の自伝的な物語のようだが、孤児院に置き去られた少女の孤独を、抑制の効いた語り口で浮かび上がらせた手腕は、新人とは思えぬほど洗練されていた。それは、自転車を漕ぐ父親の背にしがみつくようにしていた少女が、それと知らぬまま孤児院に預けられるまでの導入部で、服を買って貰ったり、食事をする場面でも、父親の顔を見せない周到な演出によく現れているといえよう。
続くスペシャル・メンションとして挙げるのは、マフスン・クルムズギュル監督の『私は太陽を見た』(トルコ)である。
トルコのクルド人一族が、内戦によって住み慣れた土地を捨て、イスタンブールに移住し、その一部はノルウェーにまで行くという苦難の物語を描いた本作は、編集や音楽の使い方などは、いささか古風だったが、たんなる難民の物語にとどまらず、父権的な社会におけるジェンダーの問題なども盛り込んだ、意欲に溢れる労作であった。
その他、審査会の席上で、話題に上ったものとしては、マズィヤール・ミーリー監督の『法の書』(イラン)、シャフラム・アリーディ監督の『風のささやき』(イラン)などがあり、さらには大ベテラン、アッバス・キアロスタミ監督の映画論的な『シーリーン』(イラン)があった。
また、これらとは別に、昨年、急逝されたヤスミン・アフマド監督の遺作『タレンタイム』(マレーシア)は、昨年の『ムアラフ 改心』(マレーシア)に引き続き、処女作以来の家族を中心にした物語から、より広い世界へと踏み出したことを証す、滋味溢れる作品だった。それだけに彼女の死は惜しみてあまりあるが、その思いとともに、これまでの全作品がTIFFで上映されてきたことに鑑み、ヤスミン・アフマド監督に、「アジアの風特別功労賞」が贈られることになった。
第6回となる「日本映画・ある視点」は、日本という国の多様性を大きな網でざっくり掬って見せたラインナップだった。網の目は極めて大きく、傾向としてそこから漏れてしまった作品もある。だが、ここに集められた作品の個性は、ある意味見られることを拒否したような特異なものから、果敢なる映像挑戦や、絵画、書、音楽などの文化ジャンルとのハーモニー、そして作家の迷いを赤裸々に見せるものまで、まぎれもなく“現代日本”であった。
今回の選考は、その多様性を“海外で見せる”ことをポイントにした。他作品と一緒に見た時に引き立つ、比較の文化や個性ではなく、単独で光る個性と未来への可能性が決め手となった。
作品賞は1作品。賞を増やすことは考えなかった。そしてその賞を、あるシンガーソングライターの路上ライブを確信犯的長まわしで捉えた『ライブテープ』の松江哲明監督に贈った。
作品評一覧:
『OUR BRIEF ETERNITY』
監督:福島拓哉
【評】
草野康太の存在だけが、映画と現実(観客)を結びつけていた。この映画は、あるコミュニティを見せている。彼らの会話は、このコミュニティのなかで完結している。観客は、興味と理解を示し、共有したいという意志を持たなければ、映画から拒絶されてしまう。しかし、この映画の持つその感覚も、極めて現在の日本らしい。
『君と歩こう』
監督:石井裕也
【評】
軽妙なテンポと音楽でつづられるウェルメイドな作品。都会に出てくるまでの描かれ方は素晴らしい。高校の同級生の性と、現実の女性と暮らしている主人公の性の対比の曖昧さが、たぶん監督の意図と異なる効果をもたらしてしまっている。限りなく未来の気になる作家という共通意見。
『ジャングルハウス3ガス 林家三平』
監督:水谷俊之
【評】
映画の、というより、故良くも悪くも故林家三平師匠の魅力にあふれたドキュメンタリー。日本で最初のテレビ発の喜劇人となった経緯などもわかる反面、客観的かつ批評的な視点にかけ、海老名家のファミリー・ムービーのようでもある。記録としては重要ではあるが。
『つむじ風食堂の夜』
監督:篠原哲雄
【評】
白い皿の上に積もる雪。やがてそれはしんしんと降り積もり、街角の一軒のレストランとなっていく。大人のファンタジーという世界観を作ってやろうという気概が、アングルや題字などから伝わってくる作品。窓が異次元へのスクリーンとなった映像が美しい。ひと時の休息を与えてくれる極上のファンタジーという意味での安定感はあるが、現代の日本を写し取った、というような実験的な試みにはやや乏しい。それを求めるのもお門違いなのだが。
『掌の小説』
監督:坪川拓史、三宅伸行、岸本 司、高橋雄弥
【評】
川端康成をやろうという意気込みは買うが、時代設定を当時にしたことが裏目に出た。低予算で時代観を出すことや、現代の若い女優や俳優に当時の空気をまとわせることの難しさを、観客に思い知らせる結果となった。特に「有難う」は清水宏の『有りがたうさん』(1936年製作)があるので、どうしても比較してしまう。現代に置き換えればよかったのではないかというのが、全員の意見。
『TOCHKA』
監督:松村浩行
【評】
実験的かつ映画的と高評価。藤田陽子、菅田俊の二人芝居や、トーチカの窓をスクリーンに見立てた演出も素晴らしい。なにより菅田が火を放つまでの長回しの語り口の重厚さに評価が集中したが、整音やフィルムの処理に、若干、監督の意図しきれなかったものが残った節があり、グランプリとはならなかった。
『真幸くあらば』
監督:御徒町 凧
【評】
罪が結びつけた男女。彼らの感情の動きを大きなアクションやエピソードもないところで演じ上げた、尾野真千子と新人・久保田将至が素晴らしいという評価。牢獄とマンションの自室という距離を超えて愛を交わすシーンのせつなさは、映画史に残る。ただし、音楽は鳴らしすぎ。また概念的な部分がカタルシスではなく、古さを感じさせた。
『ライブテープ』
監督:松江哲明
【評】
一見、無造作に撮影テープを回し続けたように見せながら、確信犯的かつ意図的に、作品を作り上げた松江監督の辣腕と細やかな演出力を高く評価し、作品賞と全会一致で決定。被写体との距離の取り方、人間という存在の肯定の仕方、テーマの見せ方など、すみずみに才能が宿る。前野健太の歌声の持つ生命力が、映画と共鳴し、輝かせる。
2009.12.03[更新/お知らせ]
「第2回日韓次世代交流映画祭」にて、『キングコングを持ち上げる』の上映が決定しました!
『キングコングを持ち上げる』主演俳優イ・ボムスさんの緊急来場も決定、“特別上映会とトークショー”の中の1作品として上映されます。
日時:12月13日(日) 12:20 -
会場:別府ビーコンプラザ 国際会議室
特別上映会とトークショー
12:20 - 14:35 『国家代表』上映
14:45 - 15:50 トークショー『韓国映画の旗手、大いに語る』
16:00 - 18:00 『キングコングを持ち上げる』上映
第29回韓国映画評論家協会賞の受賞者として、『国家代表』のキム・ヨンファ監督、『キングコングを持ち上げる』のイ・ボムスさんの来場も予定されています。
ほかにも、アン・ソンギさんやパク・チュンフンさんらの来場も予定されている「第2回日韓次世代交流映画祭」をどうぞお見逃しなく!!
その他の上映作品など詳しくはコチラから↓
http://ameblo.jp/jk-nextfilm/
映画祭の概要や特徴は、
大分県立芸術文化短期大学ホームページにてご確認ください。
→ 続きを読む
2009.11.20[更新/お知らせ]
ヤスミン・アフマド監督の「オーキッド4部作」が神戸で一挙上映!
詳しくはコチラから
この機会を、お見逃しなく!
第22回TIFF「アジアの風」部門 追悼ヤスミン・アフマド 関連レポートはコチラから
●ヤスミン監督の思い出を語る 10/21(火)トークショー
●ホー・ユーハン監督インタビュー
●ピート・テオ(音楽)インタビュー
2009.11.20[更新/お知らせ]
韓国映画の怪物、キム・ギヨン監督の3作品が六本木で上映!
その代表作『下女』『高麗葬』に、遺作となった『死んでもいい経験』を加えた3本が、シネマート六本木で11月21日より開催の「韓流シネマフェスティバル2009」のなかで特集上映されます。
韓流シネマフェスティバル2009 約束~YakSok~
キム・ギヨン監督作品の上映スケジュールなどは コチラからご確認ください。
キム・ギヨン監督のフィルモグラフィーなどはコチラのTIFFレポートをご覧ください。
2009.11.04[更新/お知らせ]
まもなく締切!映画批評家プロジェクト
11月13日(金)締切です。
※ご応募の受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募方法など詳細は映画評論家プロジェクトページにてご確認ください。
2008年度第3回映画批評家プロジェクトの入賞作品はコチラから
2009.10.29[更新/お知らせ]
今年もWOWOWにて「東京国際映画祭2009」をオンエア!
豪華キャストやスタッフのインタビューを交えて映画祭の魅力を徹底分析!
映画祭の魅力をWOWOWならではの切り口でお伝えする映画ファン必見の番組です。
初回放送日時:
2009年11月3日(火・祝) 18:30 -
番組内容についてはWOWOW特集ページをご覧ください。
その他の放送日はWOWOW番組表にてご確認ください。
2009.10.22[更新/お知らせ]
『ヤンヤン』のチェン・ヨウチェ監督長編デビュー作『一年之初』が10月24日(土)よりシネマート新宿にてロードショー!
チェン・ヨウチェ監督登壇イベント実施決定!!
10月24日(土)14:10から シネマート新宿にて
*詳細は劇場までお問い合わせください。都合により中止・変更の場合がございますのでご了承ください。
『一年之初』公式サイト
チェン・ヨウチェ監督、アジアの風部門上映作品『ヤンヤン』は、10/24(土) 11:00 - (開場10:40)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen2にて上映されます。
※前売りチケットは、チケットぴあ:予定枚数終了、ローソン:残りわずか(10/22・16時時点)
ローチケ.com 残りわずか
※当日券はTOHOシネマズ六本木ヒルズ窓口にて午前10時より販売いたします(数に限りがあります)。
『ヤンヤン』→作品詳細
2009.10.21[更新/お知らせ]
コンペティション部門『NYスタテンアイランド物語』ジェームズ・デモナコ監督からのメッセージ
10/23(金)10:50 - (開場10:20)
に上映される、コンペティション部門『NYスタテンアイランド物語』のジェームズ・デモナコ監督より、メッセージをいただきました!
チケット:
23日上映分の前売券は電子チケットぴあまたは、ローチケ.comへ!
メッセージ:
スタテンアイランド生まれの者として、幼い頃から私はいつも、自分の故郷の好ましくない評判に気付いていた。馬鹿にされ、さらに言えば、忘れられていることが多く、ほとんどのニューヨーカーに無視されているスタテンアイランドは、その境界線の外側では存在しないも同然なのだ。
スタテンアイランドは、誰に聞いても、ニューヨークの見捨てられた行政区であり、ニューヨークだけでなく、すべてのアメリカン・ライフの目玉的存在で、常に存在感のある不気味な行政区であるマンハッタンのすぐ隣にある、不当な扱いを受けた継子なのだ。
スタテンアイランド生まれの者は誰でも、スタテンアイランドが、心を奪うようなマンハッタンの建物の輪郭の大きな影のなかに存在していると証言することができる。
ここは生きていくにはとても暗く、絶望的な場所になりうる。
『NYスタテンアイランド物語』の監督・脚本家としての私の目的は、このアイランドの本質、あるいは本質だと私が把握していること、つまり無意味さをとらえることだった。突き詰めていくと、その区の無意味さがどのように浸透していき、この無視された場所に暮らす人々にどのように伝わるかだ。この不適切な感覚はスタテンアイランド生まれの者としての自分自身の生き方に伝わり、社会のなかで自分自身をどのように捉えるかに影響したように。
私はこの圧倒的な無意味さの感覚と闘う3人の典型的なスタテンアイランドの男たちを描くことに決めた。ギャング―スタテンアイランドにはニューヨークの他のどの区よりもギャングがたくさんいて、私自身、何人かのスタテンアイランドのギャングのファミリーの隣人として成長した。デリカテッセンで働く者―スタテンアイランドは他のどの区よりもたくさんのデリカテッセンがある。私が若いときに地元のデリで働いていたように。そして、汚水処理タンクの掃除人―アイランドは廃棄物の除去手段として、いまだに汚水処理タンクを利用している唯一の区だ。
スタテンアイランドの男たちとその苦闘についてのこの映画の描写は、結局、スタテンアイランドとその住民に特有なものではなく、ニューヨークの境界を越えて広がり、存在意義、自我、自尊心といったより大きなテーマおよびいかなる社会におけるいかなる個人も彼あるいは彼女の居場所をどのように定義するのか、そして、どれほど途方もなくこれらの定義が変わりうるのかということを反映している。
私の意図は非常にリアルなやりかたで『NYスタテンアイランド物語』を描写することではなく、このユニークな忘れ去られた場所とそこに住む人々を比喩的に定義することだった。その描写はユーモア、誇張されたドラマ、典型的な登場人物、クライム・ノワールの要素を用いて増幅されたものであり、人生の意義と自己をいささか見当違いに捜し求める3人の男たちの絶望的ともいえる苦境を不条理に描こうとしている。この世界で自己と意義を必死に捜し求める私自身がしばしばメロドラマ的で、ユーモラスで犯罪的でかつ、とてもばかげているのと同じように。
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2009.10.19[更新/お知らせ]
映画館の外でも楽しもう!第22回東京国際映画祭!!
訪れた多くの方々に上映作品以外も楽しんでもらえるようなイベント満載でお待ちしております!!
実際に六本木ヒルズ会場にお越しの方は写真の場所を探してみてください!!
●66プラザ
●TIFF movie cafe
今年も六本木アカデミーヒルズエントランス横の“Hills Cafe”が、TIFF開催期間中は“TIFF movie cafe”に大変身!
●大屋根下
大屋根下インフォブースには「い・ろ・は・す」のペットボトルを利用したオブジェや、実際に使用できるリバースプロジェクトの作品も展示中!
●六本木ヒルズアリーナ/TIFFpark
周辺店舗にてTIFF特集を実施していただいております!
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI特集コーナー設置中!
青山ブックセンターでは関連本特集!
2009.10.18[更新/お知らせ]
コンペティション部門『激情』セバスチャン・コルデロ監督からのメッセージ
10/22(木)17:50 - (開場17:30)
に上映される、コンペティション部門『激情』のセバスチャン・コルデロ監督より、メッセージをいただきました!
チケット:
18日上映分の当日券は電子チケットぴあへ
22日上映分の前売券は電子チケットぴあまたは、ローチケ.comへ!
メッセージ:
ある男を殺したあと、ホセ・マリアは屋敷に隠れることを選択し、愛する人のそばに留まるために目に見えない存在になる。彼がそこにいることは誰も知らず、まるで幽霊のように覗き見をしながら、その家のなかで起こっていることの目撃者となる。漏れ聞こえてくる会話、見つかる危険のあるドラマティックな瞬間、物陰からチラっと垣間見える登場人物たち。ホセ・マリアは極限の生活を送っており、まるで野生の動物のようだ。見つかることを怖れ、また自分が愛する女性、ロサについて何かを発見してしまうことを怖れている。彼女はその屋敷で働きながら、暮らしており、彼のすぐそばにいるのだが、手の届かない存在なのだ。
ホセ・マリアはひっそりと孤独な生活を送っている。スペインにいる数多くのラテン・アメリカからの移民と同じく、彼の唯一の慰めは自分が愛する者と再びつながることへの希望によってもたらされている。彼とロサが最近会ったばかりだということは関係ない。彼はもうひとつの電話回線を見つけ、再び彼女とつながる。その発見はいつの日か、再び一緒になれるという希望を増幅させる。数週間ぶりにふたりを結びつけるホセ・マリアのロサへの電話は、彼がダイヤルを回すシーンから始まって、下の居間で鳴っている電話に向かって屋敷のなかを移動するまでの連続ショットで描かれる。滑らかだが、不吉なステディカムの動きが、触れることができないのにロサと空間を共有し、彼がこの屋敷の目となり耳となっているのだということを一層強く思わせる。
美的な面で、この作品は比較的「伝統的な」映像話法から極端に図案化されたものへと変貌していく。それは孤独に疲弊していくホセ・マリアの内面の変化と崩壊を反映している。ロサとの会話がふたりの「長距離」な関係の中心になっているのだ。
ふたりが一緒の暮らしを夢見ている間、退廃的な屋敷は、かつてあった幸せの瞬間のなごりを反映しているだけだ。記憶のほとんどは、ホセ・マリアが隠れている屋根裏部屋にため込まれており、ふたりはいつの日か家族を持とうという夢に満たされている。皮肉なことに、トレスとその子供たちは家族関係と愛の崩壊を典型的に示している。自己の利益と孤独への怖れによってしか、一緒にいようという気持ちを保っていられない家族なのだ。
『激情』における「憤怒」は、尊敬、愛、家族といった基本的なことを否定されたことに対しホセ・マリアのなかで湧き上がる憤慨を暗に示している。彼は隠れること、見えない存在になることで反抗している。ホセ・マリアはこれが自分にできる唯一の選択肢だと思っているが、その状況は矛盾しており、希望がない。なぜなら彼は究極的には消え去ることを望んでいないからだ。
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2009.10.17[更新/お知らせ]
TIFF Times本日より配布開始!
映画祭初日となる本日より、昨年のTIFF Daily Newsに代わる毎日発行の新聞 TIFF Timesが発行となりました!
会場となる六本木ヒルズでは、TIFF Volunteer Crewの皆さんの手による配布が行われています!
インフォメーションブースではバックナンバーもお受取りいただけます。
会場にお越しの際は是非、お手に取ってご覧ください!!
配布場所:
六本木ヒルズ 66プラザ
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
シネマート六本木
ほか
2009.10.17[更新/お知らせ]
グリーンカーペット&オープニングセレモニー生中継 配信中!!
映画祭開幕の日、ドレスアップした女優や俳優、監督らが六本木けやき坂通りに敷かれたグリーンカーペットからオープニングセレモニー会場に向かいます。
映画祭公式サイトでは、この日本映画界で最も華やかなイベントを生中継いたします。
ぜひ、お見逃し無く!
※配信終了しました。
◆グリーンカーペット&オープニングセレモニー生中継 実施概要
10月17日(土) 16:00~18:30 (予定、最大延長19:00まで)
インターネット生中継の視聴には、最新のWindows Media Playerが必要です。ソフトのダウンロードはこちらからできます。
ご覧いただくパソコンの能力や、時間帯、回線状況等により、映像がスムーズに配信されない場合もございます。
※Mac OS9以下のお客様は対応しておりません。あらかじめご了承ください。
生中継のナビゲーターDJ TAROさんからのメッセージをどうぞ!
2009.10.17[更新/お知らせ]
『映画人の視点 Director's Angle / Actor's Angle』、チケットぴあにて急きょ追加発売決定!!
インターネット電子チケットぴあ(10月17日(土)AM10:00より追加販売開始):
10/21(水) <Director’s Angle 映画人、是枝裕和の世界>
●ゲスト:是枝裕和(映画監督・テレビディレクター)、YOU、寺島 進、山崎 裕(カメラマン)、佐々木史朗(映画プロデューサー) ほか
10/22(木) <Actor’s Angle 映画人、真田広之の世界>
●ゲスト:真田広之(俳優)、原田美枝子、唐沢寿明、浅野忠信 ほか
10/23(金) <Actor’s Angle 映画人、松田優作の世界~没後20周年特別企画~>
●ゲスト:松田美由紀、岸谷五朗、宮川一朗太、オダギリジョー、御法川 修 ほか
詳細:
<Director’s Angle 映画人、是枝裕和の世界>
開催日:10/21(水) 開場23:40 開演24:00
24:00~ [カンファレンス]
●出演:是枝裕和(映画監督・テレビディレクター)
●ゲスト:YOU、寺島 進、山崎 裕(カメラマン)、佐々木史朗(映画プロデューサー) ほか
26:00~ [スクリーニング]
●“スクリーンで見てほしい映画”
『歩いても 歩いても』
「しかし…福祉切り捨ての時代に」
●“スクリーンで見たい映画” ファン投票選出
『誰も知らない』
前売りチケット
電子チケットぴあ
<Actor’s Angle 映画人、真田広之の世界>
開催日:10/22(木) 開場23:40 開演24:00
24:00~ [カンファレンス]
●出演:真田広之(俳優)
●ゲスト:原田美枝子、唐沢寿明、浅野忠信 ほか
●モデレーター:河井真也(映画プロデューサー)
26:00~ [スクリーニング]
● “スクリーンで見たい映画” ファン投票選出
『The City Of Your Final Destination』※日本初上映
●“スクリーンで見てほしい映画”
『病院へ行こう』
前売りチケット
電子チケットぴあ
<Actor’s Angle 映画人、松田優作の世界~没後20周年特別企画~>
開催日:10/23(金) 開場23:40 開演24:00
24:00~ [カンファレンス]
●ゲスト:松田美由紀、岸谷五朗、宮川一朗太、オダギリジョー、御法川 修 ほか
●モデレーター:河井真也(映画プロデューサー)
26:00~ [スクリーニング]
●“スクリーンで見てほしい映画”
「熱帯夜」(フジテレビ製作ドラマ)※スクリーン初上映
●“スクリーンで見たい映画” ファン投票選出
『家族ゲーム』
前売りチケット
電子チケットぴあ
2009.10.16[更新/お知らせ]
遂に明日、開幕!会場はただいま準備中
会場となる六本木ヒルズでは、オープニングの準備が着々と進んでいます。
今年の映画祭のシンボルのひとつであるグリーンツリーは、国内最軽量の「しぼる」ペットボトルで人気のナチュラルミネラルウォーター「い・ろ・は・す」のペットボトルを使用。
人が歩く振動を電気エネルギーに変換する「発電床」によって、瞬間的にきらめくイルミネーションをお楽しみいただけます。
グリーンツリーは、期間中会場内に設置されます。
是非、会場で発電床を体験してグリーンツリーを点灯させてみてください!