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2009.10.21
[イベントレポート]
駅伝は日本人のソウルが生み出した競技! 特別招待作品『風が強く吹いている』:10/20(火)舞台挨拶
箱根駅伝を目指す大学生たちの爽やかな青春を描いた『風が強く吹いている』。上映前には、大森寿美男監督、川村陽介さん、ダンテ・カーヴァーさんが登場し、舞台挨拶を行いました。

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(左から)大森寿美男監督、川村陽介さん、ダンテ・カーヴァーさん

大森監督は、「駅伝というのは日本の独特の文化だと思います。完全な個人プレーでありながら、チーム力で結する、日本人のソウルが生み出した競技です。この作品は、我々の気持ちや魂がこもった作品です。映画を見て元気になって今にも走り出したくなるような気持ちになってもらえたらうれしいです」とコメント。

大森寿美男監督

小出恵介さん演じる元走者のハイジと、林遣都さん扮する天才走者のカケル、そして陸上経験のないド素人による総勢10人が箱根駅伝に挑む本作。そんな陸上部の1人ニコチャン役を演じた川村さんは、出演のオファーを受けたときの心境を語りました。


川村陽介さん
「僕たちの熱や気迫をスクリーンで感じてください」

「短距離は好きだったんですけど、長距離は苦手だったので大丈夫かな?と正直心配でした。みんなと撮影前からトレーニングをして、夏合宿もやりましたが、最後のシーンを撮り終えて監督からOKがかかるまで、ずっと不安でした。でも、まわりのメンバーが日に日に早くなって、走り方もキレイになっていくのを見ていたら、“負けたくない!”という気持ちになりましたね。そしてみんなと走っていたら、だんだん走るのが楽しくなってきて、そういう気持ちの変化もありました。映画では、走ってるシーンの臨場感だったり、僕らの熱や気迫をスクリーンを通じて感じてもらえたらいいなと思います」


ダンテ・カーヴァーさん
「クライマックスで走っているシーンでは、真に迫る表情をしています」

ダンテ・カーヴァーさんは、日本人よりも流暢な日本語を話すというアフリカ出身の留学生ムサ役のセリフに、とても苦労されたそうです。
「本当に大変でした。カメラの前でセリフを言うときには、少なくとも100回は練習する必要がありました。ただはじめから大変だと思ってしまったら、本当に大変になってしまうけど、楽しんでやろうという気持ちがあれば、少しはラクになると信じて頑張りました」



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