2009.10.24
[イベントレポート]
チャーミングな大人たちを描いた『サイドウェイズ』舞台挨拶で起こったサプライズ!:10/22(木)
人生の折り返し点を過ぎた大人のオトコふたりがカリフォルニア・ナパバレーを旅する“青春”映画『サイドウェイズ』。第77回アカデミー賞最優秀脚色賞を受賞した『サイドウェイ』をオリジナルに、主要キャスト4人を全員日本人に再設定、しかしロケーションは甲府のぶどう園に変えずに(笑)全編カリフォルニアで敢行。
特別招待作品として上映されたこの作品のチケットは販売当日に完売!
見事チケットをゲットした幸運な方々の前に主演の小日向文世さんと菊地凛子さんが舞台挨拶に登場されました!
小日向さんはご挨拶の後、「ちょうと1年前の今頃、ナパで1ヶ月撮影しました。周りのスタッフが全員外国の方で、とにかく日本に帰りたくて…。『あと1週間で帰れる』とか数えてましたから。でも、あまり帰りたいと思うとパニックになるので、それをちょっと置いといて。だから、4人でわいわい芝居して、日常との向こうにいる時間が唯一ほっとしている時間でした。」とナパでホームシックになった事を告白。
MCのひとりフジテレビの笠井アナから「東京国際映画祭に参加した感想は?」と聞かれると「正直、国際映画祭ということがあまりピンと来ておらず…。通訳の方がいらっしゃるので、『あぁ本当に国際映画祭なんだなと』思ってちょっとドキドキしています(笑)。」と少し緊張のご様子。
一方、国際派女優の菊地さんは「(経験があるので)あまり気負うことなく来られたのではないですか?」と問われると「東京国際映画祭で出演作が上映されるのは初めてだし、グリーンカーペットも初めての経験で…。とても大きな国際映画祭なんだなということが来てみて初めてわかりました。」とコメント。
小日向さんに“みちお”を演じてみての感想を尋ねると「最初は共感できなくて、何かウジウジして嫌いだったんですよ。ただ、演じていくうちに、彼は彼なりに一生懸命生きてるのがだんだん愛おしくなってきたというか、後押ししたくなって。そんなハッピーな人ばかりでもない思うし、こういう人が1週間の旅行をしたことによって、何かひとつ新しく『えいっ!』と踏み出すことができたっていうのは、とってもいいことだな、と。だから、中年になっても、夢を捨てずに恋愛も思いっきりしてもいいな、って思いました。」と役柄を振り返ってメッセージ。
さらに、監督についての感想を問われて、小日向さんが「僕らには日本語でとても優しかったんですけど、結構英語でスタッフと怒鳴りあいしてるんですよ。何しゃべってるか僕は分からないんだけど、かなり辛辣なことを言っているんじゃないかな、と。女性に対しても結構バーッと言っているから、そのへんはちょっとどうなんだろう、っていうね。ちょっと凍りつくようなぐらい。」と暴露し始めると、続けて菊地さんも「映画のセットのときは監督らしいんですけど、セットから離れると、ちょっといいかげんな人になるというか。で、そんないいかげんな人に私は『いいかげんだ』と言われて、私も何か『えーっ!』みたいな(笑)。」と話はエスカレート!
すると・・・、会場から大きな「What are you talking about? What's wrong with you?」と叫び声と共に、二人に近づいてくる影が!!
小日向さん「こんなサプライズ知らないですよ。来ないと思ってたもん。」
菊池さん「いいかげんだから、来ないかな~、と(笑)。」
そんなふたりの突っ込みも、会場のざわめきも厭わない監督は、「みなさま夜遅くわざわざ来ていただいてありがとうございます!映画のことを気に入って頂けたなら、お友達、ご家族みなさまに伝えて頂き、特に最初の2・3日、映画を見に来ていただければ、嬉しゅうございますのでよろしくお願いします。」なんとも流暢な日本語でご挨拶をされました!
人生のターニング・ポイントで一生懸命生きる大人たちの姿をチャーミングに、軽やかに描いた『サイドウェイズ』は10月31日(土)全国ロードショーです。
特別招待作品として上映されたこの作品のチケットは販売当日に完売!
見事チケットをゲットした幸運な方々の前に主演の小日向文世さんと菊地凛子さんが舞台挨拶に登場されました!
小日向さんはご挨拶の後、「ちょうと1年前の今頃、ナパで1ヶ月撮影しました。周りのスタッフが全員外国の方で、とにかく日本に帰りたくて…。『あと1週間で帰れる』とか数えてましたから。でも、あまり帰りたいと思うとパニックになるので、それをちょっと置いといて。だから、4人でわいわい芝居して、日常との向こうにいる時間が唯一ほっとしている時間でした。」とナパでホームシックになった事を告白。
MCのひとりフジテレビの笠井アナから「東京国際映画祭に参加した感想は?」と聞かれると「正直、国際映画祭ということがあまりピンと来ておらず…。通訳の方がいらっしゃるので、『あぁ本当に国際映画祭なんだなと』思ってちょっとドキドキしています(笑)。」と少し緊張のご様子。
緊張&照れたご様子がかわいらしい小日向さん
一方、国際派女優の菊地さんは「(経験があるので)あまり気負うことなく来られたのではないですか?」と問われると「東京国際映画祭で出演作が上映されるのは初めてだし、グリーンカーペットも初めての経験で…。とても大きな国際映画祭なんだなということが来てみて初めてわかりました。」とコメント。
小日向さんに“みちお”を演じてみての感想を尋ねると「最初は共感できなくて、何かウジウジして嫌いだったんですよ。ただ、演じていくうちに、彼は彼なりに一生懸命生きてるのがだんだん愛おしくなってきたというか、後押ししたくなって。そんなハッピーな人ばかりでもない思うし、こういう人が1週間の旅行をしたことによって、何かひとつ新しく『えいっ!』と踏み出すことができたっていうのは、とってもいいことだな、と。だから、中年になっても、夢を捨てずに恋愛も思いっきりしてもいいな、って思いました。」と役柄を振り返ってメッセージ。
さらに、監督についての感想を問われて、小日向さんが「僕らには日本語でとても優しかったんですけど、結構英語でスタッフと怒鳴りあいしてるんですよ。何しゃべってるか僕は分からないんだけど、かなり辛辣なことを言っているんじゃないかな、と。女性に対しても結構バーッと言っているから、そのへんはちょっとどうなんだろう、っていうね。ちょっと凍りつくようなぐらい。」と暴露し始めると、続けて菊地さんも「映画のセットのときは監督らしいんですけど、セットから離れると、ちょっといいかげんな人になるというか。で、そんないいかげんな人に私は『いいかげんだ』と言われて、私も何か『えーっ!』みたいな(笑)。」と話はエスカレート!
すると・・・、会場から大きな「What are you talking about? What's wrong with you?」と叫び声と共に、二人に近づいてくる影が!!
チェリン・グラック監督がサプライズで乱入!MCを務めたフジテレビ笠井アナ(一番右)も爆笑!
小日向さん「こんなサプライズ知らないですよ。来ないと思ってたもん。」
菊池さん「いいかげんだから、来ないかな~、と(笑)。」
そんなふたりの突っ込みも、会場のざわめきも厭わない監督は、「みなさま夜遅くわざわざ来ていただいてありがとうございます!映画のことを気に入って頂けたなら、お友達、ご家族みなさまに伝えて頂き、特に最初の2・3日、映画を見に来ていただければ、嬉しゅうございますのでよろしくお願いします。」なんとも流暢な日本語でご挨拶をされました!
人生のターニング・ポイントで一生懸命生きる大人たちの姿をチャーミングに、軽やかに描いた『サイドウェイズ』は10月31日(土)全国ロードショーです。