Home > ニュース > 東京に来るのは運命だった!? コンペティション作品『ロード、ムービー』記者会見:10/22(木)
ニュース一覧へ 前のページへ戻る previous next
2009.10.23
[イベントレポート]
東京に来るのは運命だった!? コンペティション作品『ロード、ムービー』記者会見:10/22(木)

10/22(木)、TIFF movie cafeにて、コンペティション作品『ロード、ムービー』の記者会見が開かれ、デーウ・ベネガル監督と、共同プロデューサーのフレッド・ベルガーさんが出席しました。


『ロード、ムービー』は、ヘアオイル・ビジネスを継ぐのを嫌がった息子が、巡回映画(移動映画館)に携わることで成長していくという青春映画。

デーウ・ベネガル監督は前作『スプリット・ワイド・オープン~褐色の町~』が第12回東京国際映画祭で上映されて以来、10年ぶりの来日。

本作のプロデューサーであるロス・カッツさんとは、その10年前の東京国際映画祭の上映後Q&Aで出会ったそうで、監督は「この作品で、また来日できるのは特別な気持ち」と、東京に来るのが運命付けられたかのような気持ちを明かしました。


監督はロス・カッツさんとカンヌで再会。普段からロス・カッツさんと仕事をしていたフレッド・ベルガーさんは、その時に今回の企画を聞かされたそうで、「監督から二言だけ話があった。“家業を継ぐのを嫌がった息子が、巡回映画をするという話だよ”と。これはやらなきゃと思って、ロスともアイコンタクトをとって、やると決めました。」と、脚本を見ずに参加を決めたことを明かしてくれました。

インドでは70%の人が野外上映という形で映画を見ていると言われて驚いたという監督。インドでの撮影では、警官や軍隊に止められても、「“映画を作っている”と言うと、みんな子どもになり、協力的になった」そうです。

最後に「好きなロード・ムービーは?」ときかれて、「リチャード・レスター監督の『ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!(原題"A Hard Day's Night")』が好きです」と答えた監督なのでした。


previous next
KEIRIN.JP本映画祭は、競輪の補助を受けて開催します。
未来をつくるケイリンの補助事業「RING!RING!プロジェクト」
第21回 東京国際映画祭(2008年度)