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2009.08.17
[更新/お知らせ]
コンペティション国際審査委員長決定!!

第22回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員長に、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が決定しました!

イニャリトゥ監督は、第13回TIFF(2000年)で処女作『アモーレス・ペロス』が、コンペティション部門 東京グランプリを受賞。
長編映画3作品目の『バベル』では、第59回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞し、名実共に世界の映画界を担う監督です。
今回は9年ぶりに審査委員長としてTIFFへの参加を予定しています。

AGI
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督


[監督プロフィール]
1963年メキシコ・シティ生まれ。
自らの出身地であるメキシコを「世界最大かつ最も強烈な人類学的実験の場」と呼ぶイニャリトゥは、ジャン・ボードリヤール(ポストモダンの代表的な思想家)から学んだ「未来における最初の原始社会」の考え方に興味をそそられ、『アモーレス・ペロス』(00)の撮影後、アメリカへ移住した。その後、モロッコ、日本、今はスペインに熱中している。そして「私は父であるのか、それとも息子であるのか」というひとつの課題について、自らに問いただし映画を撮り続けている。フィクションがいつどのようにして現実に取って代わるのか、まだ読み解くことができないと認めながらもそれを追求し続けている。

<主な監督作品>
『アモーレス・ペロス』 (2000) アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
『21グラム』 (2003) アカデミー賞主演女優賞・助演男優賞ノミネート
『バベル』 (2006) アカデミー賞作曲賞受賞、作品賞・監督賞・脚本賞・助演女優賞・編集賞ノミネート
『Biutiful(原題)』 (2009)

【イニャリトゥ監督からのメッセージ】
「地球上の各地の映画界から、新たなそしてエキサイティングな産声があがっています。我々の発想を変える人たちも、これまでも映画によって我々のビジョンを豊かにしてくれた人たちも、今日の文化に時折見られる我々を完全に取り乱させるものに抵抗するための場を必要としています。TIFFは、何年も前から世界中の映画制作者が会する重要且つ心温まるフェスティバルです。日本の文化や映画の伝統は、私個人にも影響を与え、また、敬意と感心を抱かせました。第22回東京国際映画祭の審査委員長を務めさせていただけることを名誉に思い、感情の浄化や省察を引き起こす新たな声に出会うことを楽しみにしています。」

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